【朗報】脂肪冷却なら何もせずに痩せられる!?どういうこと?
「運動も食事制限も嫌だ…何もせず痩せたい…」それはダイエッターたちの永遠のテーマですよね(涙)
手術でもしない限り、そんな魔法みたいな方法ないでしょ!と思っていたんですが、メスなし、傷跡なし、日帰りOKそしてリバウンドナシ!のヤバいダイエット方法がありました。
それが「脂肪冷却」です!
脂肪冷却で痩せるってどういうこと?
脂肪だけを凍らせて老廃物として排出する
脂肪といえば「燃やして落とす」イメージが強いと思いますが、脂肪冷却は「脂肪を冷やして細胞を破壊し、リンパの流れで排出する」痩身方法で、「フリーズファット」とも呼ばれます。
あまり知られていないことですが、血液は-18度で凍るのに対し、脂肪はわずか4度で凍ってしまいます。そのため、脂肪以外の細胞には悪い影響を与えずに、脂肪細胞だけを破壊できるのです。
ちなみに、凍傷にならないの?という質問が多くありますが、凍傷になってしまうのは0度から。脂肪冷却は4度前後で施術するので、凍傷の心配はありません。
破壊された脂肪細胞は、水分や身体に吸収されなかった栄養等と共に老廃物となり、リンパ管を通って体外に排出されます。
排出されるまでに数ヶ月必要なので、即効性はありません。
しかし、運動や食事制限をしなくても、寝転がって施術を受けるだけで脂肪がなくなるため「ラクして痩せたい」方にはピッタリの方法です。
脂肪吸引や脂肪溶解レーザーとの違い
脂肪吸引 | 皮膚を切開して脂肪を吸引し、脂肪細胞を減らす ※美容外科での手術 |
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脂肪溶解レーザー(スカルプシュアー) | レーザーによる加熱で脂肪細胞を破壊し、自然排出 ※美容外科での施術 |
脂肪冷却 | 専用機器で脂肪を冷やして自然排出 ※美容外科・エステで可能 |
みなさんもよく名前を知っている「脂肪吸引」は歴史の長い脂肪除去手術で、皮膚を切開して小さな穴を開け、そこから専用の器具(カニューレ)を使って脂肪を吸引する方法です。
当然、痛みも感じるため麻酔は必須。ダウンタイムも長く、負担の大きい手術な上に、担当ドクターの腕によってはキレイな形にならないこともデメリットとして挙げられますが、1回の施術でガッツリ脂肪を除去できます。
脂肪溶解レーザー(スカルプシュアー)は、脂肪細胞を加熱して破壊します。針もメスも使わないため、全く痛みを感じません。短い時間で完了でき、腫れや内出血も起きませんが、医療用の機械で行うため美容皮膚科、美容外科などでの施術となります。継続して何回か施術しなければいけません。
脂肪冷却は痛みを感じない点ではレーザーと同じですが、名前の通り冷却して脂肪を破壊します。サロンや機器によって異なりますが、数十分〜数時間で施術が完了します。
機器によっては医療機関ではなく、エステサロンや、家庭用でのセルフ施術も可能です。
また、脂肪吸引の場合、脂肪はすぐに体外に取り出されるのに対し、脂肪冷却や脂肪融解レーザーはリンパの流れで自然に排出されるのを待ちます。効果が表れるまでに時間はかかりますが、身体への負担が少ないというメリットもあります。
脂肪冷却のメリット・デメリット
とにかく簡単!
脂肪冷却の1番のメリットとしては「とにかく簡単」ということが挙げられます。
施術中はベッドに寝ているだけでいいので、運動や食事制限が苦手な人にはピッタリ。準備なんかも特に必要ありません。
その上痛みもなく、手術痕も残らないので安心ですよね。
リバウンドしにくい
通常のダイエットは脂肪を「小さくする」のに対し、脂肪冷却は脂肪細胞を破壊して排出しちゃうので、リバウンドが起こりにくいのが特徴です。
とはいえ、施術の期間が空いたり、全く運動しなかったり、暴飲暴食したりすれば、また新たに脂肪が生まれますのでご注意を!
アタッチメントで顔まわりの施術もOK
基本的に、脂肪冷却ができるのは「脂肪がしっかり付いている部位」で、お腹周り・背中、お尻、太ももに効果的。
ですが、プレートタイプや小さいタイプのアタッチメントであれば、顔まわりや二の腕などの脂肪が少ない部位にも施術できます。
即効性はナシ
デメリットとしてはやはり「即効性がない」ことが挙げられます。
その場で脂肪を取り出してしまう脂肪吸引と違い、脂肪冷却は壊した脂肪細胞がリンパの流れによってゆっくり排出されていきます。
リンパの流れというのも人によって異なりますが、排出されるまでには数ヶ月かかるようです。
脂肪冷却器の種類
脂肪冷却器には、大きく分けて「カップ式」「パット式」の2種類あります。
ですが、施術の価格や性能は機器によっても異なるため、一概に「カップ式がいい」「パット式がオススメ」とは言い難いのが現状です。
吸引タイプ(カップ式)
カップ付きの機器を取り付け、皮膚ごと脂肪を吸い上げて冷却します。美容外科などで使える医療用が多いようですが、エステ用、家庭用もあります。
施術部位の肉を吸い上げるため、指定した部位だけしっかり冷却できますが、脂肪を吸い上げられる部位に効果的です。
小さいサイズのものなら二の腕やふくらはぎも冷却できますが、スタッフの腕によっては効果がないこともあるのでご注意ください。
また、鬱血したり痕が残る場合がありますが、数時間〜数日で見えなくなるようです。
機器や体質によっては目立つので、露出の多い格好をする予定や、大事なデートの前は避けたほうが良さそうですね。
■プレートタイプ(パット式)
パッド式の場合は、冷たいプレートを施術したい箇所に取り付けることで脂肪を冷却します。吸い上げる必要がないため、基本的にはどの部位でも施術が可能です。
吸引タイプでは施術できない部分にもできるので、適材適所だと言えますね。
また、プレートタイプは吸引タイプに比べ新しい機器が多く、まだポピュラーな方法ではないようです。
こちらは、自分で・自宅で簡単にできそうな家庭用タイプがAmazonに安価で販売されていました。安全性や使用感はわかりませんが、ユーザーレビューは好評なようです。
脂肪冷却を受ける時に気をつけること
施術日の前後は岩盤浴や飲酒、カロリーの高い食事を避ける
施術を受ける前日や受けたあとは、岩盤浴や温泉を避けるようにしましょう。
脂肪を冷やして凍らせるため、体を温めてしまうと効果が半減してしまいます。
そのほか、脂肪細胞を破壊すると吸収率が高まってしまうので、施術から数日はカロリーの高い食事も避けたほうが良いです。
特に、施術後は栄養の吸収率が高くなってしまうため、2時間は食事をしないほうがいいそうです。
当日は運動NG
上記の通り、体を温めてしまうと脂肪冷却の効果が半減してしまうため、施術当日は運動やマッサージもできるだけ避けましょう。
施術した翌日からはしっかり体を温め、運動をし、代謝をアップさせるようにしてください。
生理中は施術不可
エステのほとんどがそうですが、生理中は脂肪冷却の施術ができないことも。
お腹以外なら施術可能なところもありますが、クリニックやエステによりますし、体調と相談してから施術を受けましょう。
できれば生理中は体を温め、期間が終わってから予約を取った方がいいですね。
脂肪冷却が向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
ラクして痩せたい人
脂肪冷却がオススメなのは、なにより「お金を払ってでも楽して痩せたい!」という人です。
施術中は本当に寝ているだけでOK、施術後は老廃物が出やすいようにマッサージをした方が良いとも言われていますが、特に何もしなくても排出されます。
脂肪吸引や脂肪融解レーザーは高額ですが、脂肪冷却は1回あたり数千円〜数万円まで幅広いので、自分の予算に合わせて選べますね。
部分痩せしたい人
脂肪冷却は部分痩せが可能なので、「この位置だけ痩せたい!」「胸はサイズダウンしたくないけど、お腹は減らしたい」という方にオススメ。
また、脂肪冷却ではあまり体重が減らないので「体重は減らしたくない」という方にオススメです。
こんな人にはオススメできない・・・
すぐに痩せたい人
1回目の施術でも効果が出るまでには数週間数ヶ月ほどかかります。
脂肪冷却での痩身に即効性はないため、すぐに痩せたいという人には向かず、この日までに痩せたいという目標がある方は逆算して数ヶ月前には始める必要があります。
肥満体型の人
脂肪冷却1回の施術で減る脂肪量は、全体の20%ほどしかないため、肥満体型の方にはあまりオススメできません。
先に減量で体重や内臓脂肪を落としてから施術を受けましょう。
男性は要注意
エステサロンはどうしても女性専用のものが多く、男性は受けられないことが多いようです。美容外科では可能なので、一度問い合わせてから予約するようにしましょう。